The Moon Age Calendar >> Main >> Relation >> Moon's World >> Federal Islamic Republic of the Comoros  DrawUp 2000/04/07



Moon's World



世界に見る月

世界の国旗に見る月をご紹介します。

Weekly Magazine 発行30週記念特集して99/04/18〜09/12までの期間連載していたものです。
Web用コンテンツとして再構成致しまして掲載させて戴くこととなりました。

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コモロ・イスラム連邦共和国
Federal Islamic
Republic of the Comoros


緑と月はイスラム教を象徴し、
星は国を形成する島々を表現しています。

● 首都:モロニ
● 面積:2235km2(沖縄県と同規模)
● 人口:65万人 (1995年推計)
● 言語:フランス語・アラビア語(公用語)、コモロ語(スワヒリ語に近い)
● 宗教:イスラム教
● 通貨:コモロ・フラン(CF)
● 国際電話コード:269


アフリカ大陸東部のモザンピークとマダガスタルに挟まれ生きた化石シーラカンスの生息するインド洋の要衝と言われます。

その歴史は浅く1975年のフランスからの独立以降はクーデターが頻発し現在でも混沌とした状態が続いています。
1999年8月現在、その国旗もやや変更されているようですが、最新の国旗画像が入手できていません。(月と星が右に向き、アラビア語が添えられています。)

1996年3月、コモロ史上初の民主的選挙によってタキ大統領が選出されましたが、97年に入り社会的・経済的困難などにより、コモロから分離しフランスへの再合併を求めるアンジュアン島分離派の運動がエスカレートしました。

続いて隣接するモへリ島も独立を宣言し、それぞれ大統領を選出する事態とり、コモロ政府軍とアンジュアン島分離派との武力衝突にまで至りました。
OAU調停の元で、コモロ情勢に係わる国際会議やコモロ政府・アンジュアン島・モヘリ島間の協議が行われましたが、結果として基本的な歩み寄りは見られませんでした。

98年11月タキ大統領の突然の死去によりタジティン共和国最高評議会委員長(元首相)が務めることになりましたが、今年4月にはアザリ大佐によるクーデター勃発し現在に至っています。

基本的な外交方針は保護領時代からフランスと密接な関係をもち、防衛協定、フラン圏帰属、援助等から西側の非同盟・中立主義を目指し現実的外交政策を展開しています。

また、経済援助獲得を目標としEUや日本等の援助供与国の他、アフリカ、インド洋周辺国、アラブ、イスラム諸国との関係を重視しています。
現在、コモロへの日本のODAはフランスに次いで第二位の援助国となっています。

領事館:大阪府大阪市中央区備後町2-5-8、西沢(株)内 , tel(06)208-5400