The Moon Age Calendar >> Main >> Relation >> Moon's World >> Republic of Maldives  DrawUp 2000/04/07



Moon's World



世界に見る月

世界の国旗に見る月をご紹介します。

Weekly Magazine 発行30週記念特集して99/04/18〜09/12までの期間連載していたものです。
Web用コンテンツとして再構成致しまして掲載させて戴くこととなりました。

Back

Next

モルディブ共和国
Republic of Maldives


三日月と緑はイスラム教のシンボル。
赤は自由のために流された血を、緑は自由と進歩を象徴。

● 首都:マレ(マレ島人口:6.4万人)
● 面積:298km2(佐渡島の約0.35倍)
● 人口:26.3万人 (1995年推計)
● 言語:ディベヒ語
● 宗教:イスラム教
● 通貨:ルフィア(Mal Rf)
● 国際電話コード:960


地上最後の楽園とも言われるモルディブはインドの南西、赤道にまたがってインド洋に浮かぶ大小1,190の島々から成る国で、そのうち199島で生活が営まれ、その他に74島がリゾート専用の島となっています。
点在する島々による国土は北端から南端まで約900キロで形成されています。

モルディブ諸島は、サンゴ礁や熱帯魚が彩る海の美しさで世界でも屈指といわれ、各国のダイバー達が集って居ることでも知られています。
年間を通して26〜33度という高温多湿の熱帯性ですが、11月から4月の乾季は比較的爽やかだと言われています。
5月から10月は雨季にあたりますが、一年を通して南国ならではのバカンスを満喫できます。

モルディブの島々はいずれも白い砂浜にヤシの木が茂り、明るいグリーンの海には珊瑚と色とりどりの熱帯魚が泳ぎ、とても美しいところであり、楽園という名にふさわしい景観を見せています。

モルディブの初期の歴史は、余りよく分かっていませんが、航海の途中に漂着したドラビダ人が最初の移住者という説がある一方で、文化的な面からしてアーリア人に近いとする説もあります。

16世紀にはポルトガルとの戦いに敗れ植民地となりますが、その17年後モルディブ解放軍が再び自由を勝ち取ります。
1887年にはイギリスの保護領となりましたが、独立の気運が高まり1965年独立協定に調印し完全独立国家となっています。

この夏にはハワイやグアムなどのような、やや都会的で大きな島とは違う南の小島で、のんびりと過ごしてみたいものですね。


領事館:東京都千代田区丸の内2-1-2、千代田ビル524号 , tel(03)3211-5463