The Moon Age Calendar Weekly Magazine [ 1999/06/27 ] DrawUp 1999/06/24




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Weekly Magazine #041
今週の発行部数 1296 部
( HTML : 744 TEXT : 552)
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今週の月

今週の危険度

月の方位と高度

各地の出没時刻

月と黄道星座

コ ラ ム&特集

お知らせ



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天体位置推算のご紹介とソフトのダウンロード。



今週の月

Week '99 / 06 / 27 ~ 07 / 03
SunMonTueWedThuFriSat
月齢:13.70
27
13.70
98.17
さそり
月齢:14.70
28
14.70
99.84
いて
月齢:15.70
29
15.70
99.66
いて
月齢:16.70
30
16.70
97.56
いて
月齢:17.70
1
17.70
93.56
やぎ
月齢:18.70
2
18.70
87.73
やぎ
月齢:19.70
3
19.70
80.19
みずがめ

月相:月齢:輝面比は21:00の値です。

月齢危険範囲キャプション何の日旧暦
2713.332


5/13
2814.335
貿易記念日(通産省)5/14
2915.337

満月・望(06:37)
月の赤緯が最南−20゜13’(13:38)
水星が東方最大離隔25.55°(08:06)

5/15
3016.336

味噌の日(毎月)
蕎麦の日
5/16
17.335


海王星が月の南0゜35′に接近(11:22) 国民安全の日(総理府)
更生保護の日(法務省)
愛の血液助け合い運動(厚生省)〜31
祇園祭(京都)〜29
5/18
18.335

太陽黄経が100゜(16:32)
天王星が月の南0゜26′に接近(11:25)
月が黄道を通過:黄緯0゜(05:46)降交点
半夏生
ユネスコ加盟記年
5/19
19.334

5/20

月齢値は正午の値です。

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今週の危険度


週間危険度偏差は上に行くほど危険度が増すことを示します。

詳しい内容については
危険度グラフ、算出方法についてはCalculateのページをご覧下さい。

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月の方位と高度


月の高度と輝面比


月の方位と高度


太陽と月

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各地の月出没時刻

札幌の月出没時刻仙台の月出没時刻東京の月出没時刻
06/2717:4002:4606/2717:3002:5906/2717:2803:09
2818:3403:252818:2303:402818:2103:51
2919:2504:102919:1304:252919:1104:36
3020:1105:003020:0005:153019:5805:26
07/0120:5305:5507/0120:4306:0907/0120:4206:20
0221:3006:540221:2307:070221:2307:17
0322:0507:560321:5908:070322:0008:16
大阪の月出没時刻福岡の月出没時刻那覇の月出没時刻
06/2717:4403:2906/2718:0303:5206/2718:0004:16
2818:3604:102818:5504:342818:5105:00
2919:2604:562919:4505:202919:4105:47
3020:1405:463020:3206:103020:2906:37
07/0120:5806:4007/0121:1707:0407/0121:1407:29
0221:3807:360221:5808:000221:5808:24
0322:1608:350322:3608:580322:3909:19

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月と黄道星座


赤い線が天の赤道、黄色い線は黄道を示します。各日09:00と21:00の位置を示します。
う お おひつじお う しふ た ご か に し し お と めてんびんさ そ り い て や ぎ みずがめ








月齢:13.70
06/27
月齢:15.70
0629
月齢:17.70
7/01
月齢:19.70
07/03


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コ ラ ム & 特集

The Moon Age Calendar メーリングストへの投稿記事等の他、
旬の話題や注目の記事などを掲載しています。

1999年7の月
 

この年のこの月に関わる不吉な予言に関して、多くの方が少なからず不安を抱いておられるようです。
1999年7月に向けて、様々な憶測が飛び交う中、当サイトへも非常に沢山のご質問のお便りを戴いています。
今週は急遽予定を変更致しまして、「1999年7の月」に関するご質問に対しての回答をまとめてご紹介させて戴くことと致しました。
(今週お送りする予定でした特集は2週間後の7/11に改めて掲載させて戴きます)


ノストラダムスは16世紀のフランス人で、多くの予言を残していると言われています。
当サイトに戴くご質問の中でも特に多いものは、月やその他の天体や衛星などが「恐怖の大魔王」となるのではないかと言った心配や、太陽系惑星のグランドクロスによる天変地異の可能性などについてです。

上記2点につきましてのこれまでの回答をまとめました。

「恐怖の大魔王」について

先日発表されたアメリカのルナープロスペクターの月面落下衝突計画や土星探査機カッシーニの地球によるスイングバイによって、それらの破片や使用されているプルトニウム発電装置により地球環境が破壊されるのではないかと心配されておられる方が多いようです。

まず、ルナープロスペクターの月面落下衝突実験では、地球に被害をもたらすような大きな破片が飛散してくるようなことはありません。
ましてや、この実験により月の軌道が変わり地球に落下して来るなどと言うことも決してありません。
NASAでは月のクレーターへの直接的な衝突が、地上やハッブル宇宙望遠鏡などが検出できる40ポンド(約18Kg)ほどの水蒸気を放出する可能性があるとの推算を行っているだけで、月に水氷が存在するのではないかと推察してきたことの決定的な証明となることを目的としているに過ぎません。

一方、土星探査機カッシーニについては、一部テレビ番組などで不安を情調するような内容の放送が行われたことで、かなり現実的な問題だと考えている方もおられます。
しかし、この場合でもカッシーニが地球に接近する距離は1000km以上もあり、また発電装置に使用される二酸化プルトニウムが万一拡散したとしても被爆量は自然界に存在する放射線より低くなることが知られています。

- 土星探査機「カッシーニ」飛行予定 -

金星に接近(1度目)         1998 4/26   距離 284km
金星に接近(2度目)         1999 6/24   距離 623km
地球に接近               1999 8/18   距離 1157km
木星に接近               2000 12/30  距離 約972万km
カッシーニ土星を回る軌道へ    2004 7/1
ハイゲンス降下機を切り放し     2004 11/6
衛星チタンに降下機が降下     2004 11/27

1998年4月26日の金星での1回目のスイングバイは、金星表面から284kmの位置で行われ、予定を0.003%外れただけでした。
これにより安全に時速約25,000kmに加速されています。

その他、未知の天体が地球に衝突することも考えられますが、現在地球への接近天体はその軌道が確定しており、85万キロメートル以内(月と地球との距離の2倍以上)に接近するものは今後数世紀に渡って見あたらないと言う結果が出ています。
観測網の隙をついて飛び込んでくるような微細な天体については、大気圏内で燃え尽きるか、地上にまで到達したとしても、人類が滅亡するようなことにはならい事は確かです。

グランドクロスについて

8月17日頃、地球を中心に太陽系惑星が十字に並ぶことを占星術などでは、そう呼ぶようです。
このとき惑星からの摂動により地球上に天変地異がもたらされると言われているようです。
しかしながら、10数年前に騒がれた惑星直列やヘールボップ彗星による大災害なども発生していないことはご承知の通りです。
ましてや地球の自転軸が瞬間的に変化するポールシフトと言われる現象も、決して起こることはありません。

私たちの地球を含めた惑星同士が引力の影響を受けていることは間違いないことですが、今回の場合におきましてもその影響によって地球やその他の惑星に対し物理的な被害や影響などは全くないと考えられています。

太陽や惑星の会合などによる影響を摂動と言い、惑星や月を始めとする天体の運動に少なからず影響を与えています。
摂動が全くない場合の天体運動は完全にケプラー運動と一致しますが、現実は様々な摂動力によって軌道要素に時間的変動が加わっています。

しかしながら太陽の周りを巡る惑星の公転運動に対して、摂動力を二乗として計算した場合でも、諸惑星の軌道半長径にには永年摂動が無いことが証明されています。
また、離心率や軌道傾斜に対してもある限度を超えて増大することがないことも分かっています。
つまり、惑星がどのような位置関係にあっても、太陽を中心とする諸惑星の力学系は安定に保たれるということを意味しています。

そもそも今回も、グランドクロスという言葉のように惑星は美しい配列を作りません。
例えそのような美しい配列を作ったとしても、地球に与える摂動はごく小さなものでしかありません。
また、それ以前に最も近い天体である月の与える影響の方が遙かに大きく、数万倍もの作用を及ぼしています。

当サイトではお馴染みの月と太陽の作用は、その他の惑星からの力に比べて桁外れに大きく、今回のような惑星配置で天変地異が起こると仮定したとすれば、月による影響で、すでに地球は破壊されていなければならないことになってしまいます。

2000年5月にも惑星直列(完全な直列ではありません)と言った配置が現れますが、これらも同様に、地球への異変は全くないと言えます。

危険度グラフとの関係

以上のような噂される様々な天変地異などと、当サイトにおける危険度算出とは全く関係のないことをご理解戴きたいと思います。
危険度グラフなどでは月と太陽の影響と交通事故発生状況(人体へのメンタルな部分への影響を仮定)等との比較を行い推算しているものであり、天変地異や大異変が起こることを予測しているわけではありません。

私たちの地球に最も大きな影響を与えている天体は、月と太陽であることは間違いありませんが、ノストラダムスの予言と言われる事柄とひと括りにして考えることは大きな誤解であることをこの場を借りてお伝えしています。

この時期に、皆さん一人一人の心の中で、数百年も前に書かれた詩編に惑わされること無く、不安を取り除いて行って戴けますよう願っています。


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お知らせ

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http://moon.system.to/maillist/

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E-mail


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それは例えば
confirm 199804130354630308557 お名前
といった感じのものです。

そのメールを単純にリプライ(返信)送信することによって初めて登録が済みます。

ご不明な点は下記アドレスまで、ご連絡をお願い致します。
moon-adm@y7.com または moon@system.to


The Moon Age Calendar Weekly Magazine for TEXT

毎週ご購読戴いておりますThe Moon Age Calendar Weekly Magazineがプレーンテキストでも、お読み戴けるようになりました。

月相や危険度などをビジュアルに表現するため画像を使用したHTMLマガジンの配信に努めて参りましたが、HTMLメールを受信出来ないという方も多く、説明用Webページではテスト受信を行った上でのご購読をお願いしておりました。

これまでにも、ビジュアルな画像を廃しテキストや数値の情報だけをご要望される方々から多くの声を戴き、この度The Moon Age Calendar Weekly Magazine for TEXTを創刊する事と致しました。

従来のHTML型に比べて、どの程度まで表現出来るもなのか確信はありませんが、出来る限りのことを行って参りたいと思っております。

皆様のご意見を取り入れながら、より良い情報発信が出来るよう努力して行きますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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The Moon Age Calendar Weekly Magazine
#041
1999/06/27~07/03
publisher
The Moon Age Calendar
Takeo Nonaka