The Moon Age Calendar Weekly Magazine [ 2000/03/26 ]



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Weekly Magazine #080

今週の総発行部数 2266 部
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今週の月

今週の危険度

月の方位と高度

各地の出没時刻

月と黄道星座

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今週の月

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Week 2000 / 03 / 26 ~ 2000 / 04 / 01
SunMonTueWedThuFriSat
月齢:20.27
26
20.27
64.15
さそり
月齢:21.27
27
21.27
54.85
いて
月齢:22.27
28
22.27
45.42
いて
月齢:23.27
29
23.27
36.11
いて
月齢:24.27
30
24.27
27.18
やぎ
月齢:25.27
31
25.27
18.94
やぎ
月齢:26.27
1
26.27
11.73
みずがめ

月相:月齢:輝面比は21:00の値です。

月齢危険範囲キャプション何の日旧暦
2619.9042
冥王星が月の北07°22′に接近(07:16)風呂の日2/21
2720.9045
利休忌(京都)〜3/282/22
2821.9047

下弦の月(09:21)
月が最遠404,167km(02:20)
月の赤緯が最南−21°13′(16:44)
鶏の日2/23
2922.9047水星が西方最大離角27°50′(06:13)
2/24
3023.9046
海王星が月の北0°39′に接近(18:51)
月が黄道を通過:黄緯0゜(09:05)降交点
味噌の日
薬師寺花会式(奈良)〜4/5
2/25
3124.9044
水星が遠日点を通過(02:46)
天王星が月の北0°56′に接近(21:19)
蕎麦の日2/26
25.9043
やぎ座δ星の星食(04:25)エイプリルフール2/27

月齢値は正午の値です。



今週の危険度

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週間危険度偏差は上に行くほど危険度が増すことを示します。

詳しい内容については危険度グラフ、算出方法についてはCalculateのページをご覧下さい。



月の方位と高度

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月の高度と輝面比


月の方位と高度


太陽と月



各地の月出没時刻

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札幌青森仙台東京名古屋
03/26none08:5523:5609:0323:4909:0923:4709:1923:5709:32
2700:0009:34none09:43none09:50none10:01none10:14
2800:5410:1900:4910:2800:4110:3500:3910:4700:4910:60
2901:4311:0901:3811:1801:3011:2501:2811:3601:3811:49
3002:2712:0302:2312:1202:1512:1802:1412:2902:2412:42
3103:0713:0203:0313:1002:5713:1502:5613:2503:0613:38
04/0103:4314:0303:4014:1003:3514:1403:3414:2303:4514:36
大阪広島福岡鹿児島那覇
03/26none09:39none09:52none10:02none10:06none10:28
2700:0210:2100:1410:3400:2110:4500:1610:4900:1711:12
2800:5411:0701:0611:2001:1311:3101:0711:3501:0811:58
2901:4311:5601:5512:1002:0212:2001:5612:2401:5712:47
3002:2912:4902:4113:0202:4713:1302:4213:1702:4313:39
3103:1113:4503:2313:5803:3014:0803:2514:1103:2714:33
04/0103:5014:4304:0214:5604:0915:0604:0515:0804:0915:28

時刻は左項が月出、右項が月没を示します。 none は当日に月出や月没が無い事を意味しています。


月と黄道星座

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赤い線が天の赤道、黄色い線は黄道を示します。各日09:00と21:00の位置を示します。
う お おひつじお う しふ た ご か に し し お と めてんびんさ そ り い て や ぎ みずがめ








月齢:20.27
03/26
月齢:22.27
03/28
月齢:25.27
03/31





コ ラ ム

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The Moon Age Calendar メーリングストへの投稿記事等の他、
旬の話題や注目の記事などを掲載しています。

月と桜と


春の強い南風が少しずつ吹き始め、次第に暖かさが感じられるようになってきました。
遠い南の国からの暖かさの贈り物を受け取って、桜の花も開化を待っているかのです。

昨年の4月には、満月が満開の桜を照らし出す絶景を作り出してくれましたが、今年は4月上旬に新月を迎えてしまうために、残念ながら桜と月の供宴は実現できそうにもありません。

私たち日本人の心を捉えて放さない桜と満月、荘厳なまでに輝く月光が織りなすひとときは、言葉では表せないほどの美しさでした。

ご紹介する写真は、昨年の4月にデジタルカメラで捉えた、満開の桜とブルームーンの満月です。

そもそも私が月を見るようになったのは、ここ20年来のことですが、毎日の月を撮影し始めたのは今から約2年半ほど前のことです。

それまでも月の写真撮影を行ってはいましたが、年に数度の撮影だけで、桜の季節や秋の名月などを狙っているだけでした。

毎年この時期になると、桜の開花予想と月齢表を見比べながら、今年もまたすれ違いと、悔しい思いをすることが何年も続いていました。

日々の月を追い続けて行くうち月にその思いが通じたのか、昨年は見事なまでに満開の夜桜を満月が照らし出し、一生のうちでも決定的な瞬間であったと言えるほど思い出の写真となってくれました。

それ以来、より多くの方に、このような瞬間を捉えて戴きたいと願い、月の撮影をお奨めしています。

しかしながら月を写真に捉えることは意外にも難しいもので、一般のコンパクトカメラなどで撮影すると、どうしても小さな点としてしか写すことが出来ず、ある程度の大きさを持って捉えるには、望遠レンズや望遠鏡などの力を借りることになってしまいます。

年に数度の撮影であれば、機材の準備もさほど気にならないものですが、毎日の月を捉えようとすると、そこにはどうしても無理が出てきてしまいます。
最小限の機材で、日々のスナップとして月を撮るためにはどうしたらいいのか?

それは少しばかりの工夫と発想の転換が必要でしたが、このところ大きなブームとなっているデジタルカメラを使ってみることでした。

本格的な天体写真の世界ではすでにデジタル化の波が進み、アマチュア天文家の間でもCCD(注)を用いた撮影が盛んに用いられています。
淡い星雲や銀河などの撮影のためには、どうしても長時間の露光が必要となり、CCD自体が発する電気ノイズによる画像の劣化を防ぐためCCDをマイナス10度前後にまで冷却して撮影するという、大がかりな装置が必要となります。

ところが、低倍率で月を撮影する場合には、ごく僅かな露出時間で十分に撮影可能ですので、常温で使用する市販のデジタルカメラでも、ほとんど問題なく撮影することが可能となってきます。

また、急速な開発によって解像度が数年の間に倍々に延びてきたこともあり、明るい月や惑星などをデジタルカメラを用いて撮影するアマチュア天文家も近年になって急増してきています。

さらに最近のデジタルカメラでは、高倍率のズーム機能などを備えているものもあり、直接月を捉えることが出来るものまで登場してきています。
そのほかにもアクセサリーとしてテレコンバージョンレンズなどが利用できるために、月の模様やクレーターの様子にまで迫る画像を得ることも難しいことではなくなってきました。

こうしたデジタルカメラの進化の背景の中で、私自身毎日の月を撮影することが実現出来るようになったと言っても間違いないと思います。

限られた構図の中に写し込む月は、何か肉眼とは違って見えるのも確かではありますが、これからの技術開発が進むにつれて、月に映る多くの方の想いや願いまでをも写し取ることが出来る日が来るのかも知れません。

デジタルカメラを用いるようになり、これまで捉えることが出来た月はおよそ190日分で、撮影枚数は2000枚を越えました。
晴天率の低い日本の空で月を撮り続けることの難しさを感じることになりましたが、何よりもそのすべての月が決して同じ表情でないことに驚かされます。

月を見上げる人や、捉えるものの気持ちや心境によって、その見え方までをも変えてしまうのではないかと、思えてしまうほどです。

決して飽きることのない夜空の月を追い駆けながら、これからも電子の目で捉え続けて行きたいと思いっています。
そして、何よりも多くの方々と共に見上げている今夜の月を、記録し続けることが出来るよう願っています。

CCDとはCharge Coupled Deviceの略で「電荷結合素子」の意味です。
光を電気信号に変える撮像素子で、まさに「電子の眼」として、デジタルカメラだけではなくビデオカメラ等でも使われています。





NEWS & 特集

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Weekly Magzine発行60週記念からNewsと特集として継続する事なりました。
特集は各週でお届けするPC用の壁紙画像です。

Moon & Space News

最新の天文ニュースから月に関わるものなどをピックアップしてお伝えします。
ニュースが無い場合には、お休みする場合があります。

巨大なコンプトン望遠鏡が落下

およそ9年間の使命を終えて、地球低軌道を回る35,000ポンドの宇宙観測衛星が、6月にハワイの南東の太平洋上に墜落する予定です。

CNNによると、ワシントンのNASA本局の会議で、およそ6億ドルのコンプトン・ガンマ線宇宙望遠鏡を本年6月3日太平洋上に落下させることを決定したそうです。

昨年12月の初めに、この宇宙望遠鏡はジャイロスコープ・システムの1個を失い、現在は最低限必要な2個のジャイロだけで稼動しています。

今後は、2個のジャイロスコープが作動していないと、この宇宙望遠鏡を安全に軌道離脱させられないために、制御不能となった衛星の破片が危険を及ぼす可能性があると考えられており、計画的な落下が計画されることになります。

推定によると、破片が落ちる範囲は長さ1,552キロメートル(962マイル)、幅26キロメートル(16マイル)で、危険な海域は40,000平方キロメートル(24,800平方マイル)に及びます。

これは、打ち上げ後安全にインド洋に落されるスペースシャトルの外部燃料タンクのように、コントロールされた再突入をコンピューター・シミュレーションによって推算しています。

コンプトン・ガンマ線望遠鏡のページはこちらです。
http://cossc.gsfc.nasa.gov/cossc/cossc.html


詳しい記事は以下のページで確認できます。
http://www.cnn.com/2000/TECH/space/03/23/satellite/index.html

月のガラスビーズによる天体衝突頻度の推定

月の起源から、繰り返されてきた小天体の衝突頻度についての報告が、カリフォルニア大学のカラー氏から発表されました。

衝突が最も活発であった、月創世から10億年までと以後5〜6億年とでは倍以上もの差があったとしています。
また、ここ4億年に渡っては、これまでの最小値から約4倍も増加しているとの結果が出たとのことです。

国立天文台・ニュース(335)では、日本語による詳しい内容を掲載しています。


詳しい記事は以下のページで確認できます。
http://www.nao.ac.jp/nao_news/mails/000335


今週の壁紙

月の画像でブルームーンを作ってみました。(^^ゞ

ブルームーンとは火山の噴火などで大気に放出された物質の影響で月が青く見えることを言いましたが、極めてまれな現象であることから、1ヶ月に2度の満月を含む月のことも、同様にブルームーンと呼ばれるようになりました。

当サイトの3周年記念CD-ROMのジャケット用に作ったものです。

画像サイズは600×480と1024×768ピクセルの2種類を用意しています。




お知らせ

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ドメイン及びサーバー変更のお知らせ

当サイトのドメイン及びサーバーが変更となります。
5月中旬までは従来のドメイン及びサーバーは使用可能ですが、コンテンツはすでに新ドメイン及び新サーバーに移転しています。
内部ページへのブックマークなどの変更を宜しくお願いいたします。

旧アドレス: http://moon.system.to/
新アドレス: http://moonsystem.to/   または   http://www.moonsystem.to/

従来のドメインから余り違わないドメインとなりますので分かりにくいですが、従来のmoonsystemの間のドットが無くなります。



NTT DoCoMoの携帯電話サービスのimodeに対応したWebページを正式に公開しました。

毎月の月相カレンダーに、月の出没時刻(東京)を添えています。(2000/01~2000/05)
手軽に使える掲示板やチャットなども設置しています。
今後は、更に情報の充実を目指して参ります。
http://www.moonsystem.to/imode/

表示の不都合やご要望など、info@moonsystem.toまで、ご遠慮なくお寄せ下さい。


Moon Mailing List
http://www.moonsystem.to/maillist/

The Moon Age Calendar のメーリングリストです。
天文や月について語り合いましょう。

ご投稿は下記のアドレスです。
ご投稿用アドレス moon-lst@y7.com

ご投稿は参加登録された方だけが行うことが出来ます。

新規ご加入につきましては、下記のフォームにて登録できます。
お送り戴いたメールアドレスに確認のメールが届きます。
オープン自動登録では、24時間いつでも登録が可能です。
確認メールをリプライ(返信)送信することによって登録が完了します


●新規加入申し込み

こちらから新規参加の申し込みが行えます。

お名前(ハンドルネーム)
E-mail


専用のパスワードを含んだメールが確認メールとして返ってきます。

それは例えば
confirm 199804130354630308557 お名前
といった感じのものです。

そのメールを単純にリプライ(返信)送信することによって初めて登録が済みます。

ご不明な点は下記アドレスまで、ご連絡をお願い致します。
moon-adm@y7.com または admin@moonsystem.to


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今後も更なる情報の充実を図ってまいります。

また、本サービスを中止したい場合には、以下のページから解除が行えます。
The Moon Age Calendar Weekly Magazine Registration
http://www.moonsystem.to/weekly/regist.htm
今後とも当サイト並びに、WeeklyMagagineを宜しくお願い致します。



The Moon Age Calendar Weekly Magazine
# 080
2000 / 03 / 26 ~ 2000 / 04 / 01

MagMag ( HTML : 930 , TEXT : 836 )
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CoCode Mail ( TEXT : 39 )
Pubzine ( HTML : 69 , TEXT : 39 )
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publisher
The Moon Age Calendar
Takeo Nonaka