The Moon Age Calendar Weekly Magazine [ 2000/02/06 ] DrawUp 2000/02/04



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Weekly Magazine #073

今週の総発行部数 2175 部
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今週の月

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月の方位と高度

各地の出没時刻

月と黄道星座

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今週の月

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Week 2000 / 02 / 06~ 2000 / 02 / 12
SunMonTueWedThuFriSat
月齢:0.955
6
0.955
0.899
やぎ
月齢:1.955
7
1.955
3.801
みずがめ
月齢:2.955
8
2.955
8.697
みずがめ
月齢:3.955
9
3.955
15.48
うお
月齢:4.955
10
4.955
23.96
うお
月齢:5.955
11
5.955
33.83
おひつじ
月齢:6.955
12
6.955
44.66
おひつじ

月相:月齢:輝面比は21:00の値です。

月齢危険範囲キャプション何の日旧暦
0.5808天王星が合(16:14)海苔の日1/2
1.5806水が月の北1゜43′に接近(05:52)北方領土の日1/3
2.5803
針供養1/4
3.5802
火星が月の北3°41′に接近(04:45)ふくの日1/5
104.5801
月が天の赤道を通過(05:59)LPガス消費者保護デー1/6
115.5803

建国記念の日
水星が昇交点を通過(11:22)
木星が月の北04°11′に接近(14:19)
文化勲章制定記念日1/7
126.5805土星が月の北02°58′に接近(10:56)パンの日1/8

月齢値は正午の値です。



今週の危険度

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週間危険度偏差は上に行くほど危険度が増すことを示します。

詳しい内容については危険度グラフ、算出方法についてはCalculateのページをご覧下さい。



月の方位と高度

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月の高度と輝面比


月の方位と高度


太陽と月



各地の月出没時刻

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札幌青森仙台東京名古屋
02/0607:1217:2807:0917:3507:0317:4007:0317:4907:1318:01
0707:4518:3107:4318:3707:3918:4007:3918:4807:5019:00
0808:1519:3508:1519:3908:1219:4108:1419:4808:2520:00
0908:4420:4008:4520:4308:4320:4308:4620:4808:5821:00
1009:1221:4609:1521:4809:1421:4609:1921:5009:3022:02
1109:4122:5409:4522:5409:4622:5109:5222:5310:0423:04
1210:12none 10:18none 10:2023:5710:2823:5810:40none
大阪広島福岡鹿児島那覇
02/0607:1818:0807:3018:2107:3818:3107:3318:3407:3718:54
0707:5519:0708:0719:2008:1519:3008:1119:3108:1719:49
0808:3020:0608:4220:1908:5020:2808:4820:2908:5520:44
0909:0321:0609:1621:1909:2421:2809:2221:2809:3221:41
1009:3622:0809:4922:2009:5822:2909:5722:2710:0922:38
1110:1023:1010:2323:2310:3223:3110:3223:2810:4723:36
1210:46none 10:59none 11:09none 11:10none 11:27none

時刻は左項が月出、右項が月没を示します。 none は当日に月出や月没が無い事を意味しています。


月と黄道星座

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赤い線が天の赤道、黄色い線は黄道を示します。各日09:00と21:00の位置を示します。
う お おひつじお う しふ た ご か に し し お と めてんびんさ そ り い て や ぎ みずがめ
月齢:4.955
02/10
月齢:6.955
02/12









月齢:1.955
02/07




コ ラ ム

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The Moon Age Calendar メーリングストへの投稿記事等の他、
旬の話題や注目の記事などを掲載しています。

蒼い月とブルームーン


- 今週は、チャットやメールなどでお問い合わせ戴いた月夜の青さとブルームーンについて、以前に掲載したものを交えながら簡単に補足させていただきたいと思います。 -


古くから私たち日本人は、月が蒼いと表現しています。
「夜空の月がとっても蒼い」とか「月夜の景色が蒼く見える」などと言われます。
では、月の光は本当に青いのでしょうか?

まずは、月の光について考えてみることにSしてみます。

ご承知のように月は太陽の光を反射しています。
荘厳と輝く満月は見つめているだけでも眩しいほどですが、意外にも月の反射率は僅かで、平均で約7%しか太陽の光を反射していません。

くすんだ鏡のような存在である月の光を測定してみると、そのスペクトルは驚くことに太陽より赤みを帯びています。
私たちの色の捉え方には個人差や主観が入ってしまいますので、天体の色を量的に表す単位として色指数という形で表現されています。

具体的には青(B)と黄色(V)の色フィルターを用いて光電測光したそれぞれの等級の差によって表すことが出来ます。
太陽の色指数(B-V)は+0.65で、一方満月の月光の色指数(B-V)は+0.88となっています。
最も赤い恒星が+1.00程度であることから、太陽光に対して月光がいかに赤いかが分かって戴けると思います。

では、私達にその赤いはずの月光が蒼く見えるといことなのでしょうか?
それは日本人にだけ感じる情緒的なものの捉え方なのでしょうか?

実は、古くから研究されてきた現象の中に答えがありました。
直接は月の光について研究した物ではありませんが、この現象のことをプルキニエ現象(Purkinje effect, Parkinje effect)と言い、私達の視覚的な錯覚として科学的にも解明されている現象です。

チェコの心理学であるプルキニエJ.E.Purkyne〔1787〜1869〕が唱え、その名を与えられたもので、暗闇では私たちの目が青や緑などの短波長色が明るく見え、赤などの長波長色が暗く見えるといった錯覚現象です。

特に上弦の月の頃には、日没後すぐに天頂近くに昇っている月などが、蒼く感じやすいようです。
満月時には日没後に月が昇ってくるため、大気の影響を受けて赤みが強く、プルキニエ効果も感じることが出来ないと言われていますが、天頂近くに昇るに連れて赤みを失い次第に蒼さを強く感じるようになるようです。
月光に照らされた地面や風景なども青く感じることがあります。


また、もう一つこれに似た話にブルームーンがあります。
欧米では古くから青く見える月のことをブルームーンと呼んでいました。

プルキニエ現象などの錯覚による物ではなく、物理的に青く見える月のことを指していたと言われています。
火山噴火などにより大気中に巻き上げられた鉱物微粒子などによって、月が青く見えたという報告などから、現在ではそのような極めて希な現象によって引き起こされていたものだと推測されています。

そしてまた、ブルームーンには言葉としての意味に「極めて希なこと」としても使われてきました。
この希なという意味合いから、およそ3年から5年に1度起こる1ヶ月に2度の満月を含む月のことを、ブルームーンと呼ぶようになったと言われています。

月の満ち欠けの周期である朔望周期は約29.53日で、これによって1日と30日または2日と31日と言った組み合わせで、1ヶ月に2度の満月を迎えることがあります。

現在では、実際に青く見える月よりも1ヶ月に2度の満月を迎える月の方が一般的にブルームーンと呼ばれることが多いようです。
また、世界各地には、このブルームーンを2度とも眺めることが出来れば、願い事が叶うとか幸福や健康などがもたらされると言った言い伝えが残されているようです。

最近では昨年の4月にブルームーンを迎えましたが、この次に起こるのは2004年8月1日と30日、そしてその次は2007年6月1日と30日となります。
季節的に晴天を迎えることの少ない時節ですが、多くの方がブルームーンを見ることが出来ることを願っています。


月は思いがけないところで、私達の精神や肉体、そして文化とも密接な関係を持っています。
天体としての月をきっかけにして、様々な事柄について、これからもみなさんとお話しできたらと思っております。




NEWS & 特集

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Weekly Magzine発行60週記念からNewsと特集として継続する事なりました。
特集は各週でお届けするPC用の壁紙画像です。

Moon & Space News

最新の天文ニュースから月に関わるものなどをピックアップしてお伝えします。
ニュースが無い場合には、お休みする場合があります。

今週は海外から見た日本のニュースをお届けします。

●NASDA希望の星、HOPE-X

2月1日−日本は、無人シャトルを開発するために飛行テストでフランスの国家の宇宙機関と協力すると、発表しました。

日本政府の国家宇宙開発機関(NASDA)は、フランス国家の宇宙調査センターCNESと力を合わせることに暫定的な文書を交換したと、NASDAが声明のなかで明らかにしたものです。

彼らは日本のHOPE-Xシャトルの開発に対する飛行検査を協力し、smaller-scale実験的なモデルを使うことを予定しています。

NASDAがフランスのパートナーに実験データを与える間、CNESはおさえられるテストのために地面設備、風船と他の設備を提供します。

NASDA当局では240億円(2億2900万ドル)のH-2ロケットと衛星及びエンジンが故障し、日本のスペース・プロジェクトは先11月から立ち往生しています。

1998年2月には3600万ドルの衛星がロケットから分離成功したにもかかわらず宇宙空間において消失し、高価なH-2ロケット・プロジェクトの中の連続した失敗となりました。

2000年4月と2001年3月までに予定されていた次世代H-2A台のロケットの発射を延期することになったNASDAにとって、昨年は非常に辛い失敗となりました。

NASDAは、H-2Aロケットで2004年にHOPE-Xの最終的な実験を実施することを予定しています。


詳しい記事は以下のページで確認できます。
http://www.spacer.com/spacecast/news/japan-hopex-00b.html

●日本のオービターに推進力を供給するAeroJet

1月31日- AerojetはHOPE-Xのエンジン Orbital Maneuvering Engine (OME)の確認テストを完了しました。
そして、日本の国家の宇宙開発機関(NASDA)のHOPE-Xのために、主な推進力としての資格を得ました。
HOPE-Xは、日本のH-2Aで発進させられるプロトタイプ無人シャトルであり、Aerojetは、石川島播磨重工業会社(シャトルの推進力システム契約者)のために、HOPE-Xを開発しています。

シミュレーションされた高度100,000フィート以上でのエンジン燃焼試験は全ての技術的な目的と顧客要求に対処したとしています。
燃焼試験は、主に推進用のエンジン操作を検査するもので、約20秒でした。

テスト・エンジンは、一新されて、今後年内には受理テストと配送の準備ができている2台の新しい飛行エンジンに加えて、飛行スペアとして顧客に届けられることになっています。

HOPE-Xのシステムはスペースシャトルに非常に似ています。
そして、あらゆる往復の飛行に関して100パーセントの任務成功をAerojetによってもたらすよう、設計・建設されます。

Aerojet(ジェンコープ社)は、主に宇宙エレクトロニクス、ミサイルとロケット推進力及び軍需品と軍隊市場で認められた航空宇宙と軍事産業企業です。


詳しい記事は以下のページで確認できます。
http://www.spacer.com/spacecast/news/japan-hopex-00a.html


今週の壁紙

シャトル関係が続きましたので、月に関係した物というご要望にお応えして、今週は月面に関する写真を選んでみました。

アポロ11号の船外活動で、アメリカの国旗と写真を撮るアルドリン飛行士の姿です。

アームストロング船長が70 mmのレンズで撮った月面の写真ですが、左が月着陸船で前方には月面の足跡が沢山写っています。

画像サイズは600×480と1024×768ピクセルの2種類を用意しています。




お知らせ

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ドメイン及びサーバー変更のお知らせ

当サイトのドメイン及びサーバーが変更となります。
5月中旬までは従来のドメイン及びサーバーは使用可能ですが、コンテンツはすでに新ドメイン及び新サーバーに移転しています。
内部ページへのブックマークなどの変更を宜しくお願いいたします。

旧アドレス: http://moon.system.to/
新アドレス: http://moonsystem.to/   または   http://www.moonsystem.to/

従来のドメインから余り違わないドメインとなりますので分かりにくいですが、従来のmoonsystemの間のドットが無くなります。



NTT DoCoMoの携帯電話サービスのimodeに対応したWebページを正式に公開しました。

毎月の月相カレンダーに、月の出没時刻(東京)を添えています。(2000/01~2000/05)
手軽に使える掲示板やチャットなども設置しています。
今後は、更に情報の充実を目指して参ります。
http://www.moonsystem.to/imode/

表示の不都合やご要望など、info@moonsystem.toまで、ご遠慮なくお寄せ下さい。


Moon Mailing List
http://www.moonsystem.to/maillist/

The Moon Age Calendar のメーリングリストです。
天文や月について語り合いましょう。

ご投稿は下記のアドレスです。
ご投稿用アドレス moon-lst@y7.com

ご投稿は参加登録された方だけが行うことが出来ます。

新規ご加入につきましては、下記のフォームにて登録できます。
お送り戴いたメールアドレスに確認のメールが届きます。
オープン自動登録では、24時間いつでも登録が可能です。
確認メールをリプライ(返信)送信することによって登録が完了します


●新規加入申し込み

こちらから新規参加の申し込みが行えます。

お名前(ハンドルネーム)
E-mail


専用のパスワードを含んだメールが確認メールとして返ってきます。

それは例えば
confirm 199804130354630308557 お名前
といった感じのものです。

そのメールを単純にリプライ(返信)送信することによって初めて登録が済みます。

ご不明な点は下記アドレスまで、ご連絡をお願い致します。
moon-adm@y7.com または admin@moonsystem.to


本サービスは各種デジタル/ネットワーク出版サイトより発行されるものです。

今後も更なる情報の充実を図ってまいります。

また、本サービスを中止したい場合には、以下のページから解除が行えます。
The Moon Age Calendar Weekly Magazine Registration
http://www.moonsystem.to/weekly/regist.htm
今後とも当サイト並びに、WeeklyMagagineを宜しくお願い致します。



The Moon Age Calendar Weekly Magazine
# 073
2000 / 02 / 06 ~ 2000 / 02 / 12

MagMag ( HTML : 926 , TEXT : 831 )
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publisher
The Moon Age Calendar
Takeo Nonaka