The Moon Age Calendar Weekly Magazine [ 2000/02/13 ] DrawUp 2000/02/11



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Weekly Magazine #074

今週の総発行部数 2216 部
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今週の月

今週の危険度

月の方位と高度

各地の出没時刻

月と黄道星座

コ ラ ム

NEWS & 特集

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今週の月

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Week 2000 / 02 / 13 ~ 2000 / 02 / 19
SunMonTueWedThuFriSat
月齢:7.955
13
7.955
55.96
おうし
月齢:8.955
14
8.955
67.14
おうし
月齢:9.955
15
9.955
77.54
おうし
月齢:10.95
16
10.95
86.53
ふたご
月齢:11.95
17
11.95
93.53
ふたご
月齢:12.95
18
12.95
98.08
かに
月齢:13.95
19
13.95
99.95
かに

月相:月齢:輝面比は21:00の値です。

月齢危険範囲キャプション何の日旧暦
137.5807上弦の月(08:21)
1/9
148.5806

月が牡牛座アルデバランの南01°13′に接近(11:58) 聖バレンタインデー
チョコレートの日
長谷寺だだおし(奈良)
1/10
159.5805
水星が当方最大離角18°09′(10:15) お菓子の日
涅槃会
1/11
1610.5805
水星が近日点を通過(03:08)
月の赤緯が最北+20°58′(16:45)

1/12
1711.5807
金星が降交点を通過(02:25)
月最近354,494km(11:32)
横手梵天祭り(秋田)
えんぶり〜2/20(青森)
1/13
1812.5809月が黄道を通過:黄緯0゜(05:07)昇交点頭髪の日1/14
1913.5809

太陽黄経330°(17:33) 雨水
トークの日
万国郵便連合加盟記念日
1/15

月齢値は正午の値です。



今週の危険度

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週間危険度偏差は上に行くほど危険度が増すことを示します。

詳しい内容については危険度グラフ、算出方法についてはCalculateのページをご覧下さい。



月の方位と高度

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月の高度と輝面比


月の方位と高度


太陽と月



各地の月出没時刻

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札幌青森仙台東京名古屋
02/1310:4700:0310:5400:0110:58none11:07none 11:1900:09
1411:2801:1311:3501:1011:4101:0411:5101:0412:0301:15
1512:1502:2212:2402:1912:3002:1212:4102:1012:5402:21
1613:1103:2913:2003:2513:2703:1713:3803:1513:5103:26
1714:1504:3014:2404:2614:3004:1814:4104:1614:5404:27
1815:2405:2415:3205:2015:3805:1315:4805:1216:0105:22
1916:3606:1016:4306:0716:4806:0216:5706:0117:0906:12
大阪広島福岡鹿児島那覇
02/1311:2600:1411:3900:2711:4900:3411:5100:3112:1000:36
1412:1001:2012:2301:3212:3401:3912:3701:3512:5801:38
1513:0102:2613:1402:3813:2502:4513:2802:4013:5102:42
1613:5803:3114:1203:4314:2203:4914:2603:4414:4903:45
1715:0104:3215:1504:4415:2504:5115:2904:4515:5204:46
1816:0805:2716:2205:3916:3205:4616:3505:4116:5705:43
1917:1606:1717:3006:2917:4006:3617:4206:3218:0206:35

時刻は左項が月出、右項が月没を示します。 none は当日に月出や月没が無い事を意味しています。


月と黄道星座

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赤い線が天の赤道、黄色い線は黄道を示します。各日09:00と21:00の位置を示します。
う お おひつじお う しふ た ご か に し し お と めてんびんさ そ り い て や ぎ みずがめ


月齢:7.955
02/13
月齢:10.95
02/16
月齢:12.95
02/18











コ ラ ム

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The Moon Age Calendar メーリングストへの投稿記事等の他、
旬の話題や注目の記事などを掲載しています。

宇宙開発と月

本マガジンが皆さんの元へと配信される頃には、日本人宇宙飛行士の毛利さんを乗せたスペースシャトルエンデバーが、巨大なマストをのばし高解像度の電波観測により地球の三次元マップデータの作成に励んでおられることでしょう。

このところ日本を始め各国で続いた宇宙開発でのトラブルの中、慎重の上にも慎重を重ねアメリカは国家の威信を懸けて2000年最初のミッションを、やり遂げようとしています。

現実に宇宙開発には沢山の税金がつぎ込まれています。
世論の中には、宇宙より先にこの地球上の問題解決に向けて税金を使うべきだと言う声があることもたしかで、アメリカのみならず私たちの日本に於いても、宇宙開発には明確な成果を示さなくてはならないという事情が常について回ります。

宇宙開発全てが、私たちにとって大きな成果となって帰ってくるのは確かですが、より現実的であり分かりやすい成果を示すことが要求されているのが現状です。

ハッブル宇宙望遠鏡は、かつて手にすることが出来なかった遙か彼方の銀河や宇宙誕生の謎にも迫る重要な発見を数多く示していますし、今回の毛利さんが搭乗するSTS−99ミッションに於いても自然災害に対する対応などに役立つ極めて詳細な地球の測量を行うと言うことになっています。

毛利さんが、数時間おきに測定データの入ったテープを交換する間にも、シャトル船底の遙か38万キロ先には煌々と輝く月が見下ろしていることでしょう。
しかし、多くの宇宙飛行士や地上の人々の目に夜空の月は映ることなくミッションは進められて行きます。

すっかり注目されなくなってしまった月ではありますが、私たちのこの地球を知る上に於いても月探査は非常に多くのことを教えてくれたことを忘れて欲しくありません。
30年前に行われたアポロ計画以後、事実上月探査はほぼ停止しています。
この地球の唯一の衛星は多くの謎に満ちた天体であり、その成り立ちや起源すら分かっていないまま放置されているのです。

より現実的で多くの予算を確保しやすいミッションだけが選ばれてゆく昨今の宇宙開発に於いて、月探査は非常に扱いにくい物へとなってしまったのでしょうか?

ところが、目標と現実が一致しなくともそのチャンスは巡って来るものです。

太陽系に於いて唯一生命の存在する可能性が高いと思われている火星探査に向けて、月を利用する計画が浮上してきています。

H・G・ウェルズの時代から私たちは火星を目指していたと思えるほど、目標とするには最適のミッションですが、地球から直接有人飛行をするには余りにも遠く莫大な資源とリスクを伴います。
そのためにも、火星への旅に向けて月資源を利用することが検討されているのです。

月面での資源を有効利用することで、より安全により低コストで火星を目指すという計画に、早くもそれを見越して建築会社などは奇抜なアイディアを絵に描いたような月面基地建設の図面を書き始めています。
同時に月面環境の更に綿密な調査なども必要となってきています。

兼ねてから月面でも地震が起きることが知られていましたし、建築物を建てるための基礎工事に関する問題点なども調査しなくてはなりません。
21世紀に向けて再び月を調査する必要が、こうして生まれることとなりました。

しかし、現実はまだまだ厳しい冬の季節が続いています。
特に日本では昨年来、衛星打ち上げや火星探査などに大きなトラブルが頻発しており、次世紀を担う新型ロケット開発にも陰りが見えてきています。

多額の開発機を掛けて作り上げたロケットは、たった一つの部品の不良で大きなトラブルを引き起こしてしまう事になりかねません。
頻発した事故やトラブルによって、開発費の無駄遣いだという声が高まる中、宇宙開発が暗礁に乗り上げているという危機感をマスコミも煽りたてています。

確かに私たちの身の回りでは多くの問題が未解決の中で、多額の予算を無駄にする開発が本当に必要なのかと思えることも事実です。
しかし、現実には私たちの目に見えないところで多額の公的資金が金融機関へと湯水のごとく流されたことも事実です。

21世紀に向けて、世界は新たな時代へと進んで行きます。
これまでの帳簿や手書きの時代から、コンピュータやインターネットへと変化したように、時代の流れはよりさらに高度なものへシフトして行くことは明らかです。

高い技術に裏付けされた宇宙産業が花を咲かせようと言うときに、私たちはそれらを一時眠らせてしまって本当に良いのでしょうか?
私たちに様々な文化を提供してくれた、お隣り中国では有人宇宙飛行に向けて邁進しています。

来るべく時代に乗り遅れてしまう事のないよう、新たな技術には大きなリスクを伴う先行投資が必要ではないでしょうか。

今まで以上に、多くの失敗に対しての徹底した調査とシステムの改変は必要です。
しかし、必要な物に対する投資は行う必要があると言うことを、もう一度考えるときなのではないかと思います。

私たちが再び月を目指すとき、本当のミレニアムが始まるのかも知れません。

満ち始めた月を眺めながら、何よりも11日間の飛行を終えて、毛利さんが無事に帰還する事を願いつつ、日本の宇宙開発と月について思いを巡らせてしまうのでした。




NEWS & 特集

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Weekly Magzine発行60週記念からNewsと特集として継続する事なりました。
特集は各週でお届けするPC用の壁紙画像です。

Moon & Space News

最新の天文ニュースから月に関わるものなどをピックアップしてお伝えします。
ニュースが無い場合には、お休みする場合があります。

●衛星通信システム「イリジウム」の再建

グローバルな衛星コミュニケーション・システムとして1988年11月1日から運用を開始してきた「イリジウム」が米破産法廷に基づき、外部の投資家が再編成計画に資金を供給したことが明らかになりました。

イリジウムLLCのために臨時措置として7460万ドルを提供することを、特定の状況を条件として一群の投資家が2000年2月10日に同意しました。

法廷承認を条件として、この追加の金融はイリジウムの操作を支持するつもりで、今年半ばまでに活動を再構成し破産から脱することが出来ると予想されています。

同社は世界初のグローバルな衛星電話システムを提供する企業となりましたが、地球軌道に乗っている66機の低軌道衛星ネットワークの運営に、これまでに40億ドルを超える負債を抱えています。

詳しい記事は以下のページで確認できます。
http://www.spacer.com/spacecast/news/iridium-00a.html

クルー・モジュールを開始するとロシア約束

国際宇宙ステーションのサービス・モジュールZvezda(居住モジュール)は、2年の遅れの後、7月12日に、打ち上げが開始されると、ロシアの宇宙機関が発表しました。

米国からのプロジェクト・リーダーによる、ヨーロッパのモスクワ・ミーティングの間に決定されたもので、vezda(本来は1998年4月に打ち上げ予定)は、7月22日に宇宙ステーションのモジュールを軌道に乗乗せるために発射台に載らなくてはならない。

NASAがのロシアのプロジェクトへ専念することを質問していたため、予定を早めZvezdaを打ち上げることを決定した模様です。

国際宇宙ステーションは2004年までに造ることを目標とする巨大な宇宙ステーションで、6研究所、及び最大7のクルーのために運用されます。

ミール宇宙ステーションを再使用するというロシアの決定により、国際宇宙ステーション・プロジェクトをプライオリティーとみなさないかもしれないと懸念されていました。

トータルで100台のモジュールのうちの2台だけが、これまで設置されて居ますが、いずれも1998年11月に打ち上げられた物です。

詳しい記事は以下のページで確認できます。
http://www.spacer.com/spacecast/news/iss-00g.html


今週の壁紙

先週に引き続きましてアポロ11号の着陸地点付近のクローズアップ写真を選んでみました。

これまで見てきた地球の映像とは全く別の無機質な荘厳な美を秘めているような印象を与えます。

色のない世界ですが、じっとおし静まったように多くを語らない月は、私たちに何を伝えようとしているのでしょうか・・・。

画像サイズは600×480と1024×768ピクセルの2種類を用意しています。




お知らせ

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ドメイン及びサーバー変更のお知らせ

当サイトのドメイン及びサーバーが変更となります。
5月中旬までは従来のドメイン及びサーバーは使用可能ですが、コンテンツはすでに新ドメイン及び新サーバーに移転しています。
内部ページへのブックマークなどの変更を宜しくお願いいたします。

旧アドレス: http://moon.system.to/
新アドレス: http://moonsystem.to/   または   http://www.moonsystem.to/

従来のドメインから余り違わないドメインとなりますので分かりにくいですが、従来のmoonsystemの間のドットが無くなります。



NTT DoCoMoの携帯電話サービスのimodeに対応したWebページを正式に公開しました。

毎月の月相カレンダーに、月の出没時刻(東京)を添えています。(2000/01~2000/05)
手軽に使える掲示板やチャットなども設置しています。
今後は、更に情報の充実を目指して参ります。
http://www.moonsystem.to/imode/

表示の不都合やご要望など、info@moonsystem.toまで、ご遠慮なくお寄せ下さい。


Moon Mailing List
http://www.moonsystem.to/maillist/

The Moon Age Calendar のメーリングリストです。
天文や月について語り合いましょう。

ご投稿は下記のアドレスです。
ご投稿用アドレス moon-lst@y7.com

ご投稿は参加登録された方だけが行うことが出来ます。

新規ご加入につきましては、下記のフォームにて登録できます。
お送り戴いたメールアドレスに確認のメールが届きます。
オープン自動登録では、24時間いつでも登録が可能です。
確認メールをリプライ(返信)送信することによって登録が完了します


●新規加入申し込み

こちらから新規参加の申し込みが行えます。

お名前(ハンドルネーム)
E-mail


専用のパスワードを含んだメールが確認メールとして返ってきます。

それは例えば
confirm 199804130354630308557 お名前
といった感じのものです。

そのメールを単純にリプライ(返信)送信することによって初めて登録が済みます。

ご不明な点は下記アドレスまで、ご連絡をお願い致します。
moon-adm@y7.com または admin@moonsystem.to


本サービスは各種デジタル/ネットワーク出版サイトより発行されるものです。

今後も更なる情報の充実を図ってまいります。

また、本サービスを中止したい場合には、以下のページから解除が行えます。
The Moon Age Calendar Weekly Magazine Registration
http://www.moonsystem.to/weekly/regist.htm
今後とも当サイト並びに、WeeklyMagagineを宜しくお願い致します。



The Moon Age Calendar Weekly Magazine
# 074
2000 / 02 / 13 ~ 2000 / 02 / 19

MagMag ( HTML : 935 , TEXT : 833 )
Click in Come ( HTML : 97 , TEXT : 117 )
CoCode Mail ( TEXT : 38 )
Pubzine ( HTML : 66 , TEXT : 43 )
E-magazime ( HTML : 27 , TEXT : 16 )
Web Toast ( HTML : 44 )

publisher
The Moon Age Calendar
Takeo Nonaka